とりあえず半歩

学んだことを1日1個、簡単なことでも良いから記録していきたい。

rpartの見栄えを良くする

課題

mvpartパッケージがCRANから外されてそれなりに時間がたった。再登録されそうにもないし、rpartパッケージでも十分らしいからrpartパッケージを使おうと思う。ただ、rpartの見た目が少し物足りない。rpartの見栄えを良くするパッケージがいくつかあるようなので試す。

実行

Rのバージョンは2.15.3。

(自分のPCのバージョンが古いことに気づいたので、良いタイミングで更新したい)

rpartの結果の見栄えを変えられるパッケージとして見つけたのは以下の2つ。

  • rpart.plot
  • partykit

実際にグラフ描画してみて確認してみる。因みに、rpart実行部分のコードはrpartのexsample(par関数の引数をちょっとだけ変えてる)

まずはコード。

#### rpartそのままで描画 ####
library(rpart)

fit <- rpart(Kyphosis ~ Age + Number + Start, data = kyphosis)
par(xpd = NA)
plot(fit)
text(fit, use.n=T)

#### rpart.plotで描画 ####
library(rpart.plot)

rpart.plot(fit)

#### partykitで描画 ####
library(partykit)

pfit <- as.party(fit)
plot(pfit)

rpartそのままでのグラフ描画。
線と文字が被っちゃったり、文字が小さかったりで残念。

f:id:sotoattanito:20150930232143p:plain

次にrpart.plotパッケージのrpart.plot関数で描画。
標準のままよりは、はっきりした気がする。

f:id:sotoattanito:20150930232246p:plain

最後にpartykitパッケージを使った描画。
partykitで描画するには、まずpartyオブジェクトに変換する必要があるよう。
前の2つよりごちゃっとしてる気もするけれど、各葉に属する要素の数とか分類の割合とかが出ていてわかることが多い。

f:id:sotoattanito:20150930232449p:plain

評価

partykitがいろいろ出力してくれるけれど、どのパッケージを使っても単純に描画しただけだと見栄えが良くはない。微調整するとかなり変わるのではないか。もっと遊んでみたい。

話は違うけれど、mvpartはrpartのラッパーとか改良版とか見るけれど、実際のところ何がどう違うのだろう。mvpart使えなくなったからrpartでも問題ないよ、って文を見ると気になる。調べたい。

参考