とりあえず半歩

学んだことを1日1個、簡単なことでも良いから記録していきたい。

org-password-managerでユーザとパスワードを管理する

目標

ユーザ名とパスワードの管理ツールを導入する。

動機

ユーザ名とパスワードが覚えきれなくなったため。

課題

Emacsのorg-modeを使用したユーザ・パスワード管理ツールであるorg-password-managerを見つけたので、これをインストールし使用する。

取組

環境

作業

  1. GnuPGのインストール
    • GPG4winを使ってインストールした.
    • GnuPG以外にもいろいろ付いているけれど、暗号/復号しかしないならそんなにいろいろ要らないかも.
    • Gitにgpg.exeがあるからそれでも良いらしい.
  2. org-mode.elとs.elのインストール
    • org-password-manager.elがこれら2つに依存してる
    • これらをいれないとorg-password-manager.elがインストール出来ない.
  3. init.elで設定
  4. password.org.gpgファイルを作成
    • このファイル内にユーザとパスワードを記録する.
    • 記録方法は見出しにプロパティとしてユーザとパスワードを持たせる.
    • 拡張子gpgはGnuPGで暗号化しているファイルってこと.

結果

M-x org-password-manager-get-username
M-x org-password-manager-get-password

で、org.gpgファイル上以外からでもユーザやパスワードをクリップボードにコピー可能.

但し、クリップボードにコピーした内容は30秒立つと消える(カスタマイズ可能).

パスワード生成も出来るようだが、今回は対応していない。

感想

ユーザやパスワードを暗号化しつつ管理できるのは嬉しい。

呼び出し方が長いのでちょっと面倒。 あと、管理ファイルを編集して保存するたびにパスフレーズを要求されるのが少しうるさい。

Emacsに拘らなければ1PasswordとかLastPassとかKeePassとか他ツールもあるので、それらを検討してもよいかもしれない。

参考